何度となく「直ぐ傍」を通過し、様子を遠望している場所でも「立ち止まって、可能な範囲でゆっくり眺める」というようなことを「していない…」という例は多く在るように思う。
多くの場合、「ゆっくり眺めていない」といって不都合が在るのでも何でもない訳で、然程気にする必然性も無い。が、「実に永い期間」に亘って「直ぐ傍」を通過し、様子を遠望していながら「立ち止まって、可能な範囲でゆっくり眺める」というようなことを「していない…」という例に思い当たり、このところはそれが気になっていた…
↓少しだけ時間を設け、その「直ぐ傍」を通過し、様子を遠望していながら「立ち止まって、可能な範囲でゆっくり眺める」というようなことを「していない…」を眺めてみた…
↑これは「札幌貨物ターミナル駅」である。札幌市内に設えられたJR貨物の貨物駅ということになる。
札幌駅から新千歳空港駅の側へ進む「千歳線」であるが、これは「札幌駅⇔苗穂駅⇔白石駅⇔平和駅⇔新札幌駅…」というようになっている。新千歳空港駅へ向かう<快速エアポート>は、札幌駅を出ると新札幌駅まで停車しない…この「札幌貨物ターミナル駅」は平和駅の傍なのだ。個人的には、札幌市内に在る時に札幌駅・新札幌駅間の移動という場面が多々在り、その際に<快速エアポート>を多用する。そういう時にこの「札幌貨物ターミナル駅」が何時も視える。遠望ということになるのだが、近くでは視ていないのだ…
最近、少し「貨物列車に載っているコンテナ」が気になる切っ掛けも在って、時間を設けて眺めてみようと思い立ったのだ…
↓遠くに新札幌駅周辺の背が高い建物も視える中、多数の軌道が敷設され、夥しい数の貨車とコンテナが蠢いている様子が視えた…
↓平和駅の辺りにこういう通路が在る。
「札幌貨物ターミナル駅」は函館本線と千歳線とが並行している箇所のの南側を通る貨物線に設えられている。「札幌貨物ターミナル駅」の両側に住宅地も在るが、広大な「札幌貨物ターミナル駅」によって人の往来は不便だった。そして平和駅も利用し悪かった。そこで<柏山人道橋>という画の施設が出来て、人が「札幌貨物ターミナル駅」の「上」を通行可能になったのだ。
<柏山人道橋>だが、窓は「曇りガラス」風な感じ、シールでも貼っているかのような感じの箇所が多い。それでも一部は「札幌貨物ターミナル駅」が視える…
↓左側にHD300形というターミナルでの列車の入替作業に携わる機関車が2輛入って来ていた…
↓左端側の列車はHD300形に牽引されて動いていた…
↓反対側も視てみた…画の右寄り…柱の陰になっているが、北海道内で貨物列車の牽引にもちられるDF200形が在る。
↑嘗ては「電気機関車が牽引する貨物列車」も札幌・旭川間等で見受けられたようだが、現在は専らディーゼル機関車のDF200形が北海道内の貨物列車運行区間で活躍している。
因みに、九州で動いている<ななつぼしin九州>の牽引機は、九州にも非電化区間が見受けられることから、北海道内の貨物列車に用いているDF200形と同じディーゼル機関車を改装したモノを用いているそうだ。
「札幌貨物ターミナル駅」は、開設当初は「新札幌駅」と称した。が、旅客駅の名称に用いることとしたので「札幌貨物ターミナル駅」とすることになったのだそうだ…
少し変わった様子を視たが、なかなかに興味深いと思った。
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