721系電車とキハ54…:旭川駅(2021.08.23)

乗っていた列車が目的地に到着した際、下車してからホームに佇んで車輛を眺めるようなことをするのが好きだ…

↓そういうことで、乗って到着した721系電車を旭川駅のホームに佇んで眺めた。
23-08-2021 X100F (74)
↑少し後に「折り返し運転」で岩見沢に向かうことになっているようだ…

721系電車は、今や「JR北海道の最古参の電車」となっている。岩見沢・旭川間の普通列車で、3輛編成の電車が動く場合、悉くこの型だ…721系電車はロングシートではない。乗り心地は凄く好い。(対して、少し新しい731系電車、もっと新しい733系電車はロングシートだ…)他の電化区間では、最近は“少数派”になってしまっているような気もしないではない…

そして左側、別なホームで乗客を待ち受けている車輛はキハ54だ。宗谷線でも見受けられる型だ。

721系電車もキハ54も好きな型である。と言うより、散々親しんでいる型、何度となく乗車している型の車輛だ。両者が並んでいるような旭川駅の情景は酷く好い!

下車してからホームに佇んで車輛を眺めるようなことをしてみたくなるのは「ここまで運んでくれてありがとう!」という気分がさせる行動様式だ。今般は列車運行ダイヤの乱れが生じてしまった中で「定刻より3分程遅れ…」という「そんなことも在るでしょう…」という範囲で駆けた721系電車の、多少年季が入った金属の色が剥き出しになっている車体が「逞しく、頼もしい…」と思えたのだった…射し込む、傾いた陽の光を受け、車輛が微妙に輝いていたとも思う。

この記事へのコメント