酷く暑いという程でもない、20℃程度、または20℃をやや超えた気温で好天であった休日だった。何となく路線バスの運行間隔が開いた時間帯に歩き廻っていた。歩き廻っていて、途中でバスに乗ろうかと思えば、件のバスが停留所に到った1分前に出発していて酷く待つ羽目に陥ったと知り「まぁ…構わないか…」とフラフラ歩き続けたのだが…ややその距離も長くなっていて、冷たいモノを売るような場所を眼に留めると、適当に道草でダラダラと進んだ…
そんな場面での休憩に好適な<副港市場>の辺りに漸く至った。多分、その時点で6㎞程度は歩いていたと思う…自身では「甘くない炭酸…」と称するが、巷では「缶入りハイボール」と呼ばれているモノをコンビニで求めて何度か頂きながら、ふらりとその<副港市場>に至った…
↓眼に留めて、思わず求めたのがこの<稚内牛乳 ソフトクリーム>である。
北海道内では、稚内の辺りも含めて存外に見受けられるのだが、収穫時期が年に1回の畑作では、冷涼な気候による不作に見舞われてしまうと事業としての農業経営が不安定に陥ってしまって不具合であることから、「牧草を育み、乳牛を肥育し、年間を通じて牛乳を出荷」という酪農が安定的な経営をすることが叶う事業であるとして、それを「専業」としている場合が在る。そうやって出荷される牛乳は様々な用途に用いられる。稚内辺りでは、脱脂粉乳とバターを造る原料として出荷されている例が目立つというのだが、「折角なので飲んで愉しむ牛乳も…」ということで<稚内牛乳>が登場した経過が在る。やや手が掛かる“低温殺菌”という方式で飲用の牛乳を用意しているということなのだが…その他方で「その牛乳を基礎にアイスクリームを…」ということにもなった。その「アイスクリームを…」という話しで登場したのが、この<稚内牛乳 ソフトクリーム>だ。
↓本当に「良質な牛乳のアイスクリーム…」という「シンプルなことが最良!」を地で行く実に美味いソフトクリームで、時々頂いてみたくなる…
些か長く歩き、好天で温かい様子を「多少…暑い…」という程度に思っていた中であったので、こういう「シンプルな美味いソフトクリーム」というのが実に心地好かった。「稚内の一寸美味いモノ」として、もっと注目されても好いかもしれない…
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