
↓大阪から取寄せていた珈琲豆だ。1923年に起こった店の流れを汲む会社が送り出しているモノである。

「少しキツい」という感じで、苦味が少し前面に出ているような感じである。「レトロ」と銘打って「少し前に流行ったような…」というように謳っているのだが、「なるほど…」というように思った。自身が該当年代であった頃やそれ以前の時代に、高校生や大学新入生というような若者が「ほんの少し背伸び…」で「大人…」を気取って啜ったというような珈琲が、或いはこういうモノかもしれない。これは「ミルクや砂糖を加える」というようなことが前提になっているような、往年の喫茶店で供したモノをイメージしているというような面も在るらしいが、自身はストレートで愉しんでいる。こういう感じは好きだ。
豆を挽いて、ハンドドリップでゆっくりと淹れて啜ってみると、苦味が入って来て、数瞬後の“後味”というようなモノがスッキリしていて、何かクセになってしまいそうだ。
↓暫くの間、ゆっくり愉しむのに十分な量を用意しておいて善かった…

好いブレンドとの出会いは嬉しいものだ。
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