「宿坊」という場所に初めて滞在している。高野山だ…
この種の場所には色々と仕来りも在るらしいが、とりあえず「独りで素泊まり」というプランで、部屋の脇に手洗は備わっていて、浴場は少し大きな湯船で何人かで利用可能な洗い場が在るというモノだ。何やら「お寺の離れに一晩だけ居候させて頂く」という感もしないではない。その大きな湯船の浴場も利用―他の方達が利用していない時間帯だったようで、貸切のように利用出来た…―して、何やら「後は何時でも御休み頂いて結構です…」という感じだ。
全く「高野山の一日」ということに尽きた。
早朝5時台に動き始め、6時の列車で南海なんば駅を発った。8時頃に高野山に至った…
以降は「奥の院」、「金剛峯寺」、「壇上伽藍」、「大門」、「霊宝館」と順次巡っていた。「奥の院」の独特な空気感、金剛峯寺や壇上伽藍の美しさ、大門の大きさ、そして霊宝館で視た高野山に伝わる種々のモノの見事さ…何か「満喫!!」という様子だ。
詳しくは追って「高野山の…」と色々と綴るということになると思う。多分…今日は「問答無用!」に早めに休むべきだと感じている…とにかく早朝から暗くなるまで、距離に換算しても相当に歩いた…そして前日は深くは眠ったが、然程長くは眠っていないのだ…それでも気持ちが昂って元気ではある。
「多少寒い場合も?」と思っていた高野山だが、日中は15℃近くになっていたようだ。天候にも恵まれ、非常に好い感じの滞在となった…明日は「下山」だが…
この記事へのコメント
ライカ
もう関西圏に入られていたんですね。
それも高野山で宿坊とは!なかなか乙な旅ですね。
もうこの時期は山の紅葉も終わり落葉の時期ですが、
特に早朝の「奥の院」の清々しい空気感はこの世のものとは想ぬ空間だと想われます。
何か「満喫」との事。いい旅で良かったですね。
こちら奈良に入られる時は、前もってご連絡下さい!
折角の機会ですので。
Charlie
こんばんは!
この「運行日誌」シリーズに目を通して頂き、嬉しく思います。
一度立寄っていながら、何か「駆け抜けた…」という想いが強まって拭い難くなった高野山に関して、強引に行くことにしました。
紅葉は佳い時季が過ぎてしまっていましたが、それはそれとして、清々しくも厳かな「奥之院」の風情や、「霊宝館」の本当に見事な仏像の鑑賞、その他に「壇上伽藍」等を何度も歩き廻りました。
高野山を下り、直ぐに北上も味気が無く疲れるので、もう一つの弘法大師に非常に所縁が深い東寺に一寸だけ寄って休んでいます。明日はゆったりと北上開始です。それはそれとして、旅に出ると酷く歩いてしまう性分で、夜に休みながら苦笑いが漏れます。
今般撮った写真等は、少し時間も要してしまうかもしれませんが、順次こちらのブログ等でも御紹介しようと考えています。
今般は奈良には寄りませんでしたが、寄る機会には御報せします。自身も奈良で御会いする機会が在れば大変に好いと思っています。