稚内駅を発つ「臨時列車」に乗車した。
途中、徐行する、喧しい警笛が連呼というのが何度も在り、やがて急停車。1輛目に乗っていて「何か?当たった?」と判った…「鹿に衝突しました」である…
「鹿に衝突しました」の場合、異常が生じていないか点検する他、車輛の下に鹿を巻き込んでしまうとそれを除けなければならず、なかなかに手も掛かる。実は今般、名寄へ着くまでに2回急停車した。中の1回はその「車輛の下に巻き込んだ鹿を除ける」ということで「数メートルバックします」という場面まで在った。
そういうことで「概ね2時間半の遅れ」という羽目になっていた。自身は旭川駅に着けばそれで善いのだが、乗り継ぐ乗客も多い。車掌はそういう事情を聴取し、何やら忙しそうに連絡調整をしていた。
↓旭川駅に着いて、乗って来た「臨時列車」を一寸眺めてしまった…
↑多分「旭川→稚内→旭川」と往復500㎞以上の長い距離を走っている。それだけでも「お疲れ様…」だが、鹿とは何回衝突したのか?それでも無事に着いたのは善いということにしなければならないだろうか?
何気なく隣のホームの側に目を転じた…
↓左がキハ183系ディーゼルカーで右がキハ40だ…
何やらディーゼルカーが色々と集まっているような感じだった…これも「旭川駅らしい」という風情かもしれない…
駅に隣接の商業施設に立寄って食糧を仕入れ、サウナを備えた大浴場が自慢の、少し馴染んだ宿に真直ぐ向かって寛ぐという夕べになったのだった…
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