↓118m―端から端まで、全力で走っても20秒前後は要るだろうか…―と言われるようだが…長い廊下は「通し矢」という催しで知られる…
正しくは「蓮華王院本堂」というそうだが、33本の柱で支えられる長さの長い堂であることから「三十三間堂」という異称が生まれ、この「三十三間堂」が通称になっている。
↓雨の中でここを訪ね、周辺で建物も眺めたが、中が「凄い…」という感じだった。
後白河法皇の発願を受けて平清盛が献上した蓮華王院…一度、火災で損なわれたが再建され、1266年のモノが今日に受継がれているのだという…
↓好い按配に、三十三間堂の中の様子がよく判る冊子が販売されていた…
↓千体もの千手観音は、各々が何となく等身大程度に視える像で、それが堂内に整然と密集している様は「うゎ…凄い…」と本気で驚いた…
↓京阪の七条駅に近く、酷く訪ね易い場所ながら、これまでに訪ねる機会を設けられなかった。今般、訪ねてみて本当に善かった!
或いは「京都市内で1箇所の名所を訪ねて…」ということなら、この場所の「見応え!」は凄いので御薦めしたい…
※図録の画そのものは札幌の宿で撮ったが、記事は「京都府」のカテゴリに分類する。
この記事へのコメント
ライカ
京都の寺院は皆、街の中にあるイメージがあり
閑静な古都奈良とは違うからです。
しかしながら、唯一京で好きな寺院がこの
三十三間堂です。
初めて訪れて、あの壮観な仏様には圧倒されました!
まっ、誰でもあの光景を眼のあたりにすると
圧倒することでしょうね。(^^)
Charlie
「京都、奈良」と並び称せられることが多いと思いますが、両者の趣は確かに違うと思います。京都と奈良とは隣県ですが、各々が違う雰囲気を醸し出しているとも思います。
この三十三間堂は、近くを何度も通っていたのに、立寄ったことが無かったので、今般は寄ってみました。そして、これまで寄らなかったのは実に勿体無いことをしていたと思いました。あの夥しい数の千手観音が犇めく感じは、本当に圧倒されてしまいます…
ここは何時か再訪したいです!