ケーブルカーで高野山駅から極楽橋駅に下り、極楽橋駅で乗換て、橋本駅に到った…
極楽橋駅・橋本駅間は複雑なカーブで構成される山岳区間であるが、橋本駅・南海なんば駅間は他の路線と差が在るでもない区間である。そして、沿線の住宅開発等も年を追って進み、南海も順次輸送力を強化して来た経過が在り、橋本駅・極楽橋駅で運用する都合とは無関係な感じの車輛も現れる。
↓極楽橋駅からの列車が橋本駅に着き、「なんば行…」という案内が在って暫し待ち、現れた車輛に少し目を瞠ってしまった…
↑凄く…渋い!
↓米国のメーカーのライセンスを受けて「ステンレス車輛」が初めて日本の鉄道に登場したような、1960年代から走っている6000系という車輛が現れたのだ!
↑基本設計が同じ、少し後の時期に登場した車輛は多くが廃車になってしまっているらしいが、ステンレスはタフで、未だ頑張っているのだという…
↓列車の先頭であった<6005>に乗込み、他の乗客が視えなかった間に車内の様子も写真に収めた…
半世紀を超えるような期間に亘って、沿線の多くの人達の暮らしや想い出と共に在り続けたであろうというような、こういう車輛…何やら酷く愛おしい…
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