ケーブルカーの高野山駅に在った店で眼に留めたTシャツを求めて在った…
↓こういう代物だ…
↑“三鈷杵”(さんこしょ)という密教法具の画を使って<高野山>というロゴをデザインし、各種の仏像をイメージしたシルエットが在る。なかなかに好い感じだ…
806(大同元)年と伝えられているそうだが、唐に在った空海が帰国の途に就こうとしていた時だった。東の空に向かって、学んだ密教の研鑽の場、布教の場として相応しい場所へ導くようにと、法具の三鈷杵を放り投げたのだそうだ。三鈷杵は流星のように何処かへ飛び去ったという。
それから10年後の816(弘仁7)年、高野山の「三鈷の松」にこの時の三鈷杵が在ったというのだ。それを視た空海は高野山を密教の道場とすることになる。その三鈷杵とされるモノは現在でも伝わっているという。確か<霊宝館>に在る…
現在在る大阪にこのTシャツを持って来た。今日からこれをアンダーウェアに着る…既に面倒な顛末を乗り越えているが、三鈷杵が自身を好い方向へ導いてくれることであると思いたい…
※写真は札幌で撮っていて、この記事は大阪で綴っているが、ケーブルカーの高野山駅に在った店で求めたTシャツなので、記事は「和歌山県」のカテゴリに分類したい。
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