少しばかり東へ…=運行日誌(2021.12.24)

大阪の宿に在る…一週間前になっているが、12月17日に辿り着いて夜を明かした宿と同じ場所だ。更に―多分…―「1週間前に滞在した居室の隣室」と見受けられる場所だ…

深く眠って一度起き出し、もう一度深く眠って起き出すという具合で迎えた朝だった。

振り返ると?出発した17日…19日…20日…21日…22日…23日…と殆どの日程で「朝早めな暗い時間に始動」という様相である。冬至の当日を挟むような、1年の中で最も日が短い時季なるが故に「暗い朝」は自然なのだが、連日となっているので「時にはゆっくりとスタートしてみよう」と思い付いた。宿で朝食―サラダと、些かのおかずと、小さなパンを1つ…―の提供を受け、居室で暫し寛ぐ。

「帰国」と呼んでいるが、引揚げるのが関西空港を出るフライトなので、広島からであれば東進しなければならない。色々と道草しながら進むことを思い描いてはいた。が「今度こそ!」と「緩急の“緩”」という1日にしたいような気分になって来ていた。加えて、街の中を動き回ると「広島への断ち切り難い未練」に囚われてしまうというような気もして、結局「迷わずに広島駅へ!前進!!」ということにしたのだった。

実は荷物が増えた…稚内から着て来た上着とワークシャツでは汗ばむので、それを脱ぎ、半袖Tシャツの上に呉で求めたパーカーという服装に切り替えた。そうすると快適だが、上着とワークシャツは「荷物」だ…加えて呉で求めたモノも些か…そこで「モノが増えてしまった時のために…」と用意してあったエンジ色のトートバッグを使うことにした。それで歩き易くはなるが、それでも身軽に方々を見て回るのは余りい具合は好くない。

そして広島駅で切符を求め、乗車したのは<みずほ>という名の列車であった。新幹線の列車で新大阪に至ってしまった。新大阪では地下鉄の「1日乗車券」を入手し、以降はそれを使って少しだけ動き回った…

宿に入る前、近くの<スパワールド>という施設でサウナや大浴場を利用し、宿に入った後は淀屋橋を訪ねた。照明に浮かぶ<中央公会堂>を一寸眺めたかったのだが、何やら催事で周辺が混み合っていた。加えて、少し経って雨も混じり始めた…早々に引揚げ、「大阪の流儀の“お好み焼き”」を夕食として頂いた…

色々なことは追って順次綴るようにしたい。とりあえず、無事に少し東へ進んだのだった。

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