多少の変な展開も在って、予定外の場所を廻りながら新千歳空港に到り、フライトに間に合うように新千歳空港駅や空港ビル内で走ったが、それでも無事に神戸空港へ飛んだ。
強風に抗うように飛行機は飛んでいたようで、神戸空港到着は些か遅れた。それでも色々と在って着いたのが嬉しく、安堵感も漏れていた。宿を求めたエリアへの移動のために三宮に出ようとポートライナーの駅に向かった。
神戸空港駅に限らず、ポートライナーは高架上に駅が設けられて、乗降する場合は少し高い場所に出る訳だが、高い場所であることも手伝って「酷く風が強い…」というのが判る状況だった。そういう場所で判る程度なので、強風が中途半端なモノではないことは伺える。実際、強風による減速運行や一時的な停止が在ったと見受けられ、列車運行が遅れている旨のアナウンスが流れていた。発車案内には、既に出発時刻を過ぎた便の表示が在った。
↓やがて乗車したポートライナーは三宮を目指して走り始めた。後方が視える辺りに陣取って、眺めを愉しみながら三宮を目指すことにした…
↓沖の埋め立てた島を往く軌道である。景色は「新しき神戸」というような様子が続く。
↓遠隔操作で軌道上を動くポートライナーは、何処となく「昔のSFに在った都市交通」を想わせてくれる。
↓港の様々な施設や道路網の間を縫うように軌道が設えられ、景色が少し興味深いと、利用する都度に思う。
↓三宮駅が近付いて来る辺りだ…
これまで然程意識しなかったが、ポートライナー沿線には大学や研究機関、様々な会社が立地していて、ポートライナーも通勤通学の手段になっている。今般は夕刻に乗車したことに加え、運行が乱れていて走った列車に乗客が集中してしまう現象が生じていたようで、途中から車内は混み合った感じになっていた。
↓それはそれとして、始発の神戸空港駅から陣取った辺りで車窓を愉しんでいた…
↓こういう具合に大きくカーブしてから列車は三宮駅に滑り込む…
神戸の交通結節点である三宮である。神戸空港とそことの間を20分弱で結ぶポートライナーは実に好ましいと、利用する都度に思い、そして後から思い出しもする…
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