↓川と橋が在る、山村のような場所の何気ない風景なのだが、少し変わっている。
↑橋の周辺から川を跨ぐようにして綱が張られ、何やら縄で編まれたモノが下がっている…
↓少し広めに眺めると、画の右側の山の一部から橋を跨ぎ、更に川を跨ぐように長い綱が張られているのが判る…
この不思議な縄は「勧請縄」と呼ばれるモノで年に1回新しいモノに替えているのだという。疫病などの災いが村の中に入ってこないようも、村の入口に「結界」を設ける古くからの習慣なのだそうだ。「綱掛け神事」とも言うようだ。
この場所では画に移っている飛鳥川に綱を掛けていて、現場でモノを視た男綱とついになった女綱というモノも在るそうだ。何か凄く不思議なモノに出くわした…
この記事へのコメント
ライカ
いること自体珍しい光景だと想い、ご案内しました。
ここ明日香村には昔の風習が今だにこうして息づいている事自体、素晴らしいことだと想います。
綱を張る時は、大勢のカメラマンで賑わいます!
Charlie
これはかなり驚きながら拝見した風景でしたよ!
精確な延長は判りませんが、道路や川を跨いで綱を張るということで、「張替」の作業は酷く大袈裟な感じになると想像します。他の地域で類例も少ないでしょうから、大勢の人達が観に来るのでしょう。
「未だこういう風習が…」というのは貴重な見聞となりました。