明日香村の稲渕という地区、不思議な“結界”を視た辺りに近いのだが、棚田が広がっていて、その景観が知られているという。
↓傾斜になっている場所で、低めな場所から高めな場所まで階段状に、棚のように整地されて耕作が為されている。これが棚田だ。

↓何やら独特な雰囲気が在るモノだ。

↓農閑期、または色々な花が咲かない時季であったので、棚田の独特な地形を眺めてみることに終始したが、それはそれとして面白かった。

稲渕の地図のリンクを入れておこう。地図の右下側に男綱が在る。その辺りからこの稲渕棚田を眺めたのだった。
傾斜地を階段状に、棚のように整地した場所を全く視たことがないというのでもないが、敢えてそういう形で農地を拓くのでもない北海道のような場所に住んでいれば、「棚田」を日頃は然程意識しない。故に「Rice Terrace」(ライステラス)なる表現に出くわした時に「何?」と思ったのだ。
何か「日本の棚田100選」というモノも在って、稲渕棚田もそれに数えられるという。方々に苦心して開かれ、維持されている棚田が実はなかなかに多いということを知ることとなった。
この記事へのコメント
ライカ
この時期は特に何も無いただの田舎の風景ですが
お連れして良かったと想います。
一人の観光では、なかなか行かない、行けない場所
だからです。
Charlie
「棚田」というモノ自体にやや馴染みが薄いのですが、その英訳は少し驚きました。調べると、東南アジアで見受けられる棚田をこの「Rice Terrace」と表現している例が見受けられますね。
こういう場所は、地元の様子に通じた方の御案内や助言が無ければ簡単には辿り着けないと思います。本当にありがとうございました!!