<亀石>…:明日香村(2021.12.20)

橘寺を望むような辺りを通り抜けると、案内表示のようなモノが在る。

↓こういうモノだ…ハッキリ申し上げるが、何やら文字が多く、「→」と距離との関係が判り悪くなっている。少なくとも「高松塚古墳」は「170m」先には無い…がこの「170m」はその上に視える「亀石」なるモノか?
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↓そして「170m」と案内表示に在ったように、然程遠くない辺りに現れた<亀石>である。
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↑「何だ?!これは…」という感じだ。嘗ては「田の真中」のような場所に忽然と大きな石が現れたらしい。現在は宅地化された辺りに在る。

↓画では左下寄りになるが、「亀??」というような生物の顔らしきモノが彫刻されている…
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↑微笑んでいる?何か名状し悪い不思議な表情の顔だ…

かなり大きい石だと思ったが、「長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8m」ということであるそうだ。確かに立ち歩く際の眼線の高さ程度に高さは在った…

この「亀」を巡る言い伝え、伝承のようなモノも在るらしいのだが…それはそれとして、「大きな石に顔を彫るようなことをして、一体、何を如何したかったのか?」というようなことを思ってしまった。

この<亀石>は面白い顔が付いているので、明日香村では親しまれている存在らしい。一寸面白い…

この記事へのコメント

  • ライカ

    明日香村と言えば、謎の巨石文化で栄えた都では
    無かったかと、巨石文化の象徴でもあるここ「亀石」
    にご案内しました。
    お疲れのところ長距離を歩かせて申し訳ありません。
    2022年01月07日 10:26
  • Charlie

    >ライカさん
    こういうモノが在って、地元で親しまれているというようなこと、全く知らなかったので、何か「探検の末に新発見!!」という気分になって愉しかったことを思い出しながら、この<亀石>の記事を綴っていました。後から、高松塚古墳の辺りで視た児童の絵画に<亀石>を題材にしたと見受けられる作が在って、かなり親しまれている存在だと思ったのでした。
    天気も写真で判るように好かったですし、あの程度歩くのは私にとっては何ともないことです。
    明日香村に関してその後一寸調べると、この<亀石>に因んでいるらしい「かめバス」なる交通手段を一生懸命に運行している様子ですね…実は「明日香村…何となく好かった…機会が在ればまた…」と仄かに思い始めていたりします。(笑)
    2022年01月07日 18:11