
↑丸型ポストが、古い経過を誇る寺の一隅に在るという様子が好ましいような気もしたのだが、このポストに関しては「あれ??」と首を傾げながら見入ってしまう。
方々で丸型ポストに眼を向けて写真に収めた経過が在る。それらと比べて、この飛鳥寺のモノは「モノクロ写真でもハッキリ判る程度に色が違う」のである。
明日香村という地域では、「景観計画」ということで「戸外の景観を形成するあらゆるモノ」にルールが在るということのようだ。目次を拝見すると80ページ以上にも及ぶ『明日香景観デザインマニュアル』(.pdf)というモノも在る。
他の地域では「郵便ポストの色を換える」というようなことは、何かの話題づくりで変わった感じにするというようなことでもなければ、余り無いというように思う。ここでは「景観計画」ということで、『明日香景観デザインマニュアル』(.pdf)というモノに在るルールに基づいてポストの色を換えているらしい。
↓このポストをよく見ると方々で見掛ける丸型ポストに「上塗り」を施していると判る。塗料が一寸だけ剥げて、下地の色が僅かに覗く場所も在ったからだ…

不慣れな地域に敢えて入ってみると、こういう「一寸変わっている?」に不意に出くわす。飛鳥寺という場所に関して聞いたことはあったが、そこに在る丸型ポストの件は聞いたこと等無かった。こういう、訪問する分には如何でも構わないかもしれないようなことが酷く面白い場合も在る。
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