路面電車の軌道を跨ぐように歩道橋が設けられている場合が在る。そういう場所に上ると、路面電車を愉しく眺められる場合が在る。
朝、広島港停留所を目指して路面電車に乗っていて、窓から様子を視ていた中、途中の鷹野橋停留所近辺で、カーブを描く軌道の傍に、それを跨ぐような歩道橋が設けられていることに気付いた。
午後…広島港・広電西広島という運行の電車であるので、広電西広島側から乗車し、その鷹野橋停留所へ移動し、歩道橋に上ってみた…
↓新しい<1015>がカーブを描く軌道で、連接車体を折り曲げるように進んでいる。年季が入っている<352>が後続している。
↓逆側の軌道に<1016>が現れた。
↓<1016>と<352>とが擦違う。
↓<1016>が遠ざかり、<352>がカーブを描く軌道に近付く。
↓向きを変えてカーブの先を視た。最初に視た<1015>が未だ視えていて、<352>が後続して鷹野橋停留所に停車した。
何か「路面電車を観た!」というように強く感じ入る光景だ。「如何にも!」という感の「最近の車輛」と「年季の入った車輛」とが同じ軌道で運行中である様子は面白い。
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