<地御前史跡マップ>:廿日市市内(2021.12.23)

西広島から先、広島の街を走っていた路面電車がそのまま「何処の地方でも見掛けるような鉄道路線」の中に乗入れ、宮島口まで走っている。

その宮島口の少し東寄り、西広島からの電車に乗って訪ねれば「宮島口の手前」というような感じになると思うが地御前という地区が在る。

↓これがその地御前の、来訪者等に向けたマップである。電車を下りて、何となく歩き始めた辺りで出くわした。
23-12-2021 X-Pro2 (143)

宮島口、船で島に亘っての厳島神社という「超有名!」ということになる場所には立ち寄った経過が在る。が、その宮島口から遠くないような辺りというのはよく知らない。「面白い建物が見受けられるような場所が…」と友人の助言を頂き、一寸訪ねてみたのだ。

西広島から宮島口の区間、広島の街を走っている連接方式の路面電車が、「普通」な地方の鉄道の軌道という場所に乗入れている。何か「一帯で特別な存在感の大きな街の端側、隣接する幾つかの街とを結んでいるような鉄道の沿線」という風情が漂っていた。

廿日市市…これは広島市の西側で、商工業地域の廿日市が広島との往来が盛んになって発展した中、辺りの小さな町が年を追って合併して現在の範囲になっているということのようだ。“廿日市”としては最も古くからの流れを汲む辺りの他に、宮島も含めた様々なモノが在る場所ということになっていて、広島市内等への交通も便利な所謂“ベッドタウン”というような性質も色濃く帯びているらしい。

そんな廿日市市の一隅、地御前を少し歩いてみたのは、何となく愉しい想い出だ。

地御前は、有名な宮島口の手前のような、やや東に寄った辺りで、広島周辺以外の他地域の人達の間ではマイナーな感じながら、こんな「マップ」が出来る程度に色々なモノが在るということなようだ。こういう様子を、「様々な建物が建築中だった“新興住宅地!!”という場所そのもの…」で幼少期を過ごした自身は「酷く羨ましいような感じが…」と思ってしまう。

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