↓三井寺駅で下車して歩き始めるとこういう様子に出くわした…

↑「川」としては「少し過ぎる程度な直線?」というようにも思うのだが、古めかしい石積みも交った閘門という様子に目を瞠った…
これは「琵琶湖疎水」というモノである。
この琵琶湖疎水は大津から三井寺辺りを通って京都の蹴上の辺りまで延びている人工の水路である。1885(明治18)年に着工し、約5年を経て竣工した第1疎水、更に1912(明治45)年に第2疎水が完成しているという。
琵琶湖疎水は飲料水や農業用水として利用されたに留まらず、水運の経路として、更に水力発電にも利用されたのだという。この琵琶湖疎水の水力発電の電力で、京都では日本初の路面電車が運行されたとも聞く。
↓三井寺を訪ねてみた後、三井寺駅へ引揚げる際に琵琶湖疎水の一部と見受けられる場所を改めてみた。京都側で視られる辺りと、また雰囲気が少し違うのが面白い…

↑「時季」ということか?無図はやや少な目だ…
聞けば、琵琶湖疎水をボートで巡ってみるというツアーも存在するらしい…機会が在れば試してみたいものだ…
この琵琶湖疎水のような「近代の建設」というようなモノも、京都の周辺では存外に面白いかもしれないと思った…
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