車窓…:南稚内駅・抜海駅間(2022.03.04)

稚内駅を出発した列車は南稚内駅に停車し、順調に走っている様子だ。なかなかに天候も好いと思いながら車窓を眺めた。

「御案内致します。南稚内駅を定刻6時39分に発車しました。間もなく右手に利尻島、礼文島が視えて参ります。皆様の進行方向右側です。どうぞ御観賞下さいませ」と車掌による放送が列車内に流れた。このアナウンスは在る場合と無い場合が見受けられる…

「そうだった…この辺り…」と思いながら、「列車から海に浮かぶ利尻富士が見える場合」に視易い“D”の席を取っていた。やがて運転士さんが少しだけ減速した。

↓左に利尻島、右に礼文島が視えている!
04-03-2022 X100F (16)

↓提げていた<X100F>でドンドン写真を撮った…
04-03-2022 X100F (17)

こういう「麗しい車窓」は「観て記憶に留める」ということが第一なのであろうが、他方で「写真に収めて、振り返りながら何度でも観たい」というようにも思う。

「車窓の写真」ということだが、存外に撮るのは難しい。結局、単焦点レンズのカメラを窓に半ば密着させるかのように構え、レンズの固定された画角の範囲で画を捉えて、迷わずにドンドンと撮って「相対的に好い」を保存するようにするのが、多分好いのだと考えている。今般もそれを実践した。

↓こういう「未だ雪解けまでやや遠そうだ…」という時季の風情も好い感じだと思う。
04-03-2022 X100F (18)

何か久し振りに「佳い状態」で、この「自身が知る範囲」では「最高!」な車窓が愉しめたような気がする。この「利尻富士が視える」は、意外に「微妙な条件」という感で、視え悪い場合も少なくないのだ。この朝の列車に関しては、利尻富士の姿が順光で浮かび上がる場合が在る。それが今般の状況だ。

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