展開…=運行日誌(2022.05.11)

曇天の朝を迎えている。

前日は少し通り雨のようなモノが交った後、天候が好転して少し暑いような気さえした。そして事案の続きに勤しんだ。

「強い眠気の中を起きて居る」のは「辛い」のでもなく「出来ない…」と思う。中途半端な時間帯に眼が開いてしまった時、再度眠るのは「出来ない…」という場合も在るが「辛い」という程でもない。そのうちに「再度の眠気」に包まれて眠ることも在るというものだ、

そういうような過程を経て、この曇天の早朝を迎えた。

「一歩毎が人生の一瞬であり、何時でも前進を続ける。陽光と自身の幸福との出逢いへ向けて」
Каждый шаг мгновение жизни и путь вперёд идёт всегда.На встречу солнцу и счастью своему.

↑今般の同行者が、盛んに歩き廻りながら、というよりも「事案の合間に何やら歩いてしまう…」という状況に関して漏らした感想だ。これが酷く気に入った。

「陽光」には様々な含意が在ると思う。好天の日に陽射しを受けて、心地好い路を往くという感が在るかもしれない。照らし出されるように好運に出くわすということを「光」とするかもしれない。後段の「自身の幸福」と関連して、「自身が光り輝くような何か」ということを「光」とするかもしれない。

こういうような、誰かが思い付いたフレーズの「解釈論」のような話しは「野暮…」なことかもしれない。それでも、「面影を追って長い途を往く」という気分で動き始め、「徒手空拳」という状態であった友人が、必要と見受けられる支援を受けられるように「縁」を結ぼうと動いて、その関係先に友人を送り届けて事案に取り組んでいる中、フレーズに在った「陽光」という言葉に意識が向いたのだ。

歩き廻る中、歩を進める毎に「善き出逢い」を求め、そこから導かれる僥倖に感謝の意を持ち、自身が輝いて幸福を見出せるように「前進」を続けてみたい、またそうすべく動き回っているのだと考えたいという、フレーズを口にした本人の「強い意志」のようなモノが感じられたのだ。そして「強い意志」は「運」を「引き寄せる?」というような面も在るのかもしれない。

実はその「強い意志」は「運」を「引き寄せる?」ということも少し感じられる程度に、事案は順当に動いていると思う。「個別具体的な事情」により「物言い」めいた話しが全く無いのでもないかもしれない。が、それはそれだ。一つずつ、慌てずに「時間が解決」を待ち、他方で「出来ること」は「可能な範囲」でドンドンと進めれば好いのだ。

前日は今出川駅に近い場所を訪ねて少し時間が係る用事を済ませた。後から、また翌日の状況に繋がる動きが在り、事案の一部は非常に好い方向に進んでいる。結果的に、少し思い切って時間を設けて、事案に取り組んだことが善かったように思う。

今出川駅周辺から何となく南下を始めた。そして三条に至って<新風館>内のホテルに設えられたカフェに立寄り、六角堂を眺めて散策を続けて、四条河原町辺りまで歩いてしまった。「往きは地下鉄にも乗った。還りは歩いた。還りの方が速くない?」とは同行者の感想だ。が、復路の方が何倍も時間は要している。好転した天候の下、何か心地好く街を歩くことが出来、「あれ?見覚えが在る辺り?」と、宿から地下鉄駅へ進んだ時の通に至ってしまったという訳だ。

同行者は当面滞在することとなる場所へ無事に送り届けた。自身も「帰国」で空港に向かうまでに滞在する新たな宿に移った。

多くの方に御支援、御協力、御厚情を賜りながら事案が展開している訳だ。本当に「在る」状況に常に感謝すべきなのであろう。

事案に取り組みながらも、「時代毎に新しかったモノ」を永きに渡って折重ねて現在に至っている、様々な面白いモノが溢れる街に親しむ日々である。未だそれが続く。

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