些かの雨交りを苦にせず、辺りを積極的に歩き廻っていた…
↓一条通と堀川通とが交差する辺りから、堀川通に沿って少しだけ南に向かった辺りに橋が架かっている。
↓堀川の河岸に下りられるようになっていて、この橋の美しい形を眺めることが出来る。
これは江戸時代には「幕府が管轄する」とされた「公儀橋」に数えられた「中立売橋」だった。江戸幕府以前からの経過も在るようで、更に現在でも「中立売橋」が通称とはなっているらしい。
1873(明治6)年にそれまでの木造の橋を石造に改めた。明治時代の石造の橋ということでは最初期のモノということになる。堀川に初めて架けた石造の橋ということで、「堀川第一橋」が正式の呼称ということになったそうだ。
堀川第一橋は、橋の中央部の「アーチ」部分が正円の一部を切り出したような形になっているのが特徴だ。
↓堀川の河岸が都市緑地のように整備されていて、少し離れて特徴的な形を眺めることも出来る。
修理は何度も行われているというが、基礎的な形等は1873年に石工達が苦心して造った特徴を非常によく伝えているという。
こういうような「やや地味?」なモノが意外に面白い…
ところで、撮影時に使用したXF16㎜F2.8装着のX-Pro2だが、レンズも本体も「防滴」を謳っており、多少の雨をものともせずに使用することが叶った。(撮影時に、レンズの面に目立つ水滴が付かないように注意は必要だったが…)
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