「すすきの」という呼び方で通っている一隅であるのだが…
↓こんな看板が掲げられている場所が在る。
↓実際、「成田山札幌別院」を名乗る「新栄寺」がそこには在る。
↓成田山新勝寺から本尊の不動明王の分身を勧請し、1885(明治18)年に開創され、1889(明治22)年から<成田山札幌別院新栄寺>と公称するようになって現在に至っているそうだ。
↑千葉県成田市にある成田山新勝寺の「札幌別院」ということであって、真言宗の智山派の寺院ということになるのだそうだ。
↓本堂には不動明王が祀られている。
↓<光明殿>という場所が少し面白い…
↓祀られた大日如来や、奉納された多数の仏像の脇に「八十八ヶ所霊場お砂踏み道場」という場所が設けられている。
↑蓮の文様が入った丸い箇所が88在る。その下に四国の「八十八ヶ所霊場」の各寺から集めた砂が収められているのだという。一歩ずつこれらを踏締めながら、少し敬虔な気持ちで何事かを祈る訳だ…ここが何か好かった…
↓本堂の脇に在る太子堂も味わい深い…
↓結局、「成田山」というのは不動明王への信心ということになるのであろう。
「すすきの」という呼び方で通っている一隅に、札幌辺りの尺度では「少し古くからの経過」ということになる寺が在るということが新鮮な感じであった。実を言えば、5月に成田まで足は運んだものの、所要の関係で成田山を参拝したでもないという出来事が在って、それが少し気になっていた中でここの存在を思い出したという面も在る。
↓確りと御朱印も頂いた…
こういう具合にふらりと寺に立寄るのも悪くない感じだ…
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