キハ183系ディーゼルカー…:稚内駅(2022.07.14)

夕刻に稚内駅辺りに至ると、札幌へ向かう特急列車への乗車案内の放送が聞こえた。

↓様子を視て「おっ?!」と少々驚いた。
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↓改札口辺りに、車輛の案内図が掲出されているが…「長く視掛けなかったモノ」が引っ張り出されたという感じだった。
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何時頃からか、稚内駅の特急列車はキハ261系ディーゼルカーが専らとなっていた。キハ183系の登場は少し珍しい…以前は、毎日のように稚内駅に現れていた車輛だが、「御無沙汰したね…」という感じだった。

↓時間が在ったので、入場券を求めてホームに出て車輛を眺めた。
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↑改札口に近い辺りが列車の後尾となる。

↓列車の先頭側に歩を進めて眺めてみた。
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↑列車愛称の入ったマーク、または列車愛称が表示される正面辺りに漠然と「特急」という表示がされている。

↓定刻に列車は動き始めた。
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↓札幌へ向かう<宗谷>である。長い道程がここから始まった訳だ。
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聞くと、最近の稚内・旭川間、稚内・札幌間の特急列車はキハ261系ディーゼルカーの、この辺りで見慣れた最初期型のモノと、<はまなす編成>が投入されているのだという。今般、その<はまなす編成>を<ラベンダー編成>で運行している列車の代走に投入した結果、稚内の列車に関してキハ183系が代走ということになり、それが現れた場面に出くわした訳だ。

キハ183系ディーゼルカーは、現在では札幌・旭川・網走の特急列車で見受けられるばかりとなっている。「2022年度中」とされているのだが、近く退いてしまう。網走方面の列車は、主に札幌・釧路間で用いられていたキハ283系ディーゼルカーが異動するということだ。そんなことを思い出すと、今般はキハ183系ディーゼルカーが「御別れの顔見世」に現れていたような気がしないでもない。或いは、時には“代走”というようなことで現れるのかもしれないが…

一寸面白かった!

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