松山隆宏 「秘密の“ディナーショー”??」 at 稚内某所…(2022.07.22)

本当に「文字どおり」に「全国各地」を巡ってライヴ活動を展開している松山隆宏というシンガーソングライターが在る。活動歴は相当に長い。

松山隆宏は愛用のギターを演奏し、時にブルースハープも交えながら歌う。主に自作のフォークソングを披露する活動をしており、各地の小さな会場でのトークも愉しく、稚内にも何度も登場している。

近年、この松山隆宏のライヴに何度も足を運んでいる。

↓過去の稚内でのライブを取上げた記事…
>>2017年3月
>>2018年2月
>>2019年3月
↑「場所」と「時季」が限定のトリオが登場するという内容で、凄く愉しい。

「稚内」は旅する人達が互いに出会い、友情を育んで行くような場所と言えるかもしれない。ユジノサハリンスクからやって来たアンドレイ・メリニチェンコ、普段は東京都内在住であるという松山隆宏、旭川市内在住であるというタンク宮本という、音楽に携わる、互いに遠くに居る3人を結びつけたのが稚内だった。毎度、この公演を「待ち焦がれていた」という一面が在った。

2019年3月の後、「2020年3月」の公演は「幻」というようなことになってしまった。例の“感染症”の問題だ。何やら「集まって歌を愉しもう!」というような催しは「御法度…」というような様相となってしまった。「2020年3月」に松山隆宏とセッションを予定していたアンドレイ・メリニチェンコのグループ<ルースキー・テーレム>は2月末のステージの後、国際航空路線の運休が相次いで決まっていたという情勢を受け、予定を切り上げて「急遽の帰国…」ということにもなってしまった。

そこから時日を経た…

↓松山隆宏が方々でライヴの来場者、交流の在る方達に配布している「近況報告」的な事や作品に纏わる事やその他を綴っているモノだ…
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↑これを携えて、松山隆宏が久し振りに稚内にやって来たのだ!

2020年円3月以降、2021年末頃まで概ね2年間程、方々を巡ってライヴというような活動は出来ないような情況だったという。故に録音に勤しんで新たなディスクを制作というようなことにも勤しんだと聞くが。

2022年に入り、「可能な範囲で、出来るように…」と各地の交流が在る方達と連絡を取って小規模なライヴも催す機会が出始めたのだという。それが上記の「近況報告」に在った。

街の名と、各々の街での御縁が在る場所を明示している例、事情で急遽休止としてしまった例等、随分色々と紹介されているが、「〇〇某所」と街の名だけということになっている例も在る。「近況報告」を綴った時点で「ギリギリまで調整中?」という感だったので、そういうようになっているのであろう。実は稚内も「稚内某所」となっていた…

松山隆宏は北海道内の街に関しては随分と方々を巡っているが、稚内は「幻のセッション=2020年3月」の頃に顔を出していたというだけで「随分と御無沙汰…」になっていた。(方々で「御無沙汰…」は生じてしまってはいるが…)それを受けて「北海道上陸中に稚内を訪ね、何度も足を運んでいる仲間で小さな集いを…」ということになり、友人が幹事役を務めていて、御誘いを頂いたので仲間に入れて頂いた訳だ。

↓今般は愛用のギターを抱えて、単独での登場となった。
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街の居酒屋で営む集会(宴会)用の部屋を御借りした。幾分のテーブルと椅子を出し、フリードリンク方式で飲物を各自飲み、若干の料理を人数分各々に出して頂き、それを摘まむという他方で、松山隆宏の歌とトークである。

演奏や歌を始める少し前に「今回の方式は“ディナーショー”か?」、「クリスマス時季でもないのに?」というようなことを集まった人達で言い合って笑っていた。そうすると松山隆宏は「ようこそ!秘密の“ディナーショー”へ!!」と言ってから最初の歌を披露し始めた。

↓生の演奏と歌は好い!!
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↓用意のオリジナルTシャツの姿になってみるのも恒例だ。そしてブルースハープを交えての歌であった。
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↓休憩を挟んで後半も盛り上がる。
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↓時間経過を忘れてしまった。愉しい時間は素早く過ぎてしまうものだ…
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↓時にはこういうのが嬉しい…
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きっと松山隆宏は、また元気に稚内に登場してくれることであろうと思う。そういう機会を待ちながら「行き止まりなんかじゃない♪ここが始まり♪ヤムワッカナイからあなたの街へ♪」の歌でもディスクを回して聴こう…

追記

方々で稚内の挿話を交えたトークを交えて「行き止まりなんかじゃない♪ここが始まり♪ヤムワッカナイからあなたの街へ♪」と松山隆宏は歌っている。で、歌詞の“ヤムワッカナイ”は“稚内”なので、稚内の聴衆に向かって「稚内からあなたの街へ」と歌っても何か座りが悪い。そこで昨夕は「稚内公演限定ヴァージョン」とでもいうべき「ヤムワッカナイから遥かな街へ♪」として歌った。

この「ヤムワッカナイから遥かな街へ♪」という歌詞も、何か好い!気に入ったので、ここに追記しておこうと思う。

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