「休暇で京都に滞在」という状況下の中で“休業日”的な過ごし方をしていた日曜日であったが、宿に在った時に、京都在住の友人と夕刻に連絡が取れた。「軽く夕食でも?」という相談になった。
↓この御店を訪ねた。
「三条河原町の<寿しのむさし>」ということで、友人に会うべく出る前にノートパソコンでネット検索し、場所をとりあえず確かめた。宿の在る四条烏丸からであれば、三条へ北上し、そこから東側の河原町に進むことになる。
判り易そうな場所ながら、不慣れで迷うこと、行き過ぎてしまうことを危惧し、少し早めに出て歩いたが、今般は特に迷わなかった。歩いたことも在る三条通を東へ真直ぐで、河原町と三条通とが交差する辺りに店は在った。
↓間口は余り広くないが、奥行きが在る。京都ではよく在るような造りの建物だと思った。
店の前で友人と落ち合い、入店して寿司を愉しんだ。
↓「赤だし」は濃い色の味噌を使った汁物で、ハマグリが入っている。
↓「湯引きハモ」は、京都辺りでポピュラーな鱧である。湯引きということでスッキリしていて、梅味のペーストが点いていた。
↓「バッテラ」は関西でポピュラーな鯖の押寿司だ。
↓「白魚」(しらうお)の握りというようなモノは初めて頂いた。
↓「はも押寿司」は店の定番のようなのだが、鱧に味を点けて押寿司にしていて、これが好かった。
↓「京だし巻」は、京都辺りの流儀の出汁巻き玉子焼で、和風出汁の好い味だった。
↓「いなり」は京都辺りでポピュラーな形のモノで好かった。
↓「炙りうなぎ」は鰻を炙ったモノが載っているが、これが美味かった。
友人は自身が「寿司が美味いイメージの北海道」から来ているので、「回転寿司に誘って善かったのか?」とも少し思ったらしいが、自身が上記のモノをドンドン食べている様子に少しだけ驚いたらしい。「そういう観方も?」と思ったが、択んで頂いたのは「京都辺りでポピュラーな」とか「関西の流儀」というように見えるモノで、「地元の皆さんが普通に愉しむモノを、自身も普通に愉しんだ」という感覚だった。
回転寿司の店になど寄ると、何やら酷く「休日らしい」という気分になる。店を出た後に引揚げる際は、三条河原町から四条河原町へ南下し、四条通を東寄りから西寄りへ進むというように歩いた。
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