「酷い暑さの故、無理はせずに…」という日々の中、「少しばかり歩き廻ろう…」と出掛けてみた。
↓至ったのはここだ…
公式には「慈照寺」と号するということだが、かの足利義政が建てさせた銀閣が知られ、「銀閣寺」として御馴染な場所だ。
実は少し前に読了した小説に、劇中人物として足利義政が登場し、銀閣を造営するような経過も作中に登場していた。そんなことが頭の隅に在って訪ねたのだった。
↓拝観券を求めて入ってみれば、雲が流れる夏空の下で建物が独特な存在感を放つというような様相だった。
↓拝観するエリアに入って直ぐ、銀閣が佇んでいる。
↓歩を進めると、何か白い砂に銀閣が浮かんでいるように見える…今般は「夏らしい強い光」の下なので、何か不思議な様子にも見えた。
↑現在、建物は濃い茶色のような感じだが、これはもっと真黒だったモノが褪色した結果であるらしい。
↓池の水面が「静寂」を感じさせる。
↓「極々細やかな涼感」という様子だ…
↓高い辺りに汗をかきながら上った。何か鮮烈な眺めだと思った。
↓木々の葉に銀閣が浮かんでいるかのような感だった。
↓「庭園の一部」ということなのであろうが、何やら「一寸した林道」という風であるとも思った。枝の葉から陽射しが零れている感だ。
↓閑寂な庭と、奥に覗く夏の天を突き抜けている光の対照が面白いと思った。
↓今一度、銀閣の脇を通って退出する…
↓少し古くから史跡、名勝として大切にされて来た経過が判るモノが在った。
この銀閣のような「東山文化」というモノは「侘び寂び」という感なのだと思うが、「過ぎる程に夏らしい天!」という下で眺めると、何か「何もかもを突き抜けた?」というような、不思議な様子に見えた。面白かった!
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