↓最大で15輛編成の列車が発着している。列車本数も少なくない。それでも何処となく「ローカル…」という風情が色濃く漂う…
↓北鎌倉駅である…
↓何時の頃からか、こういう駅名の看板になったようだ…
一体、何十年経ってしまったか?“親父殿”と、未だ小学校に入ったばかりの“賢弟”と、小学6年生であった自身とで列車や連絡船を乗り継いで首都圏に入り、叔父に御案内役を御願いして鎌倉を巡ったということが在った。
当時の自身は、習い覚えた「元寇」の事件で活躍したとされる北条時宗に所縁が深いという円覚寺を訪ねてみたいと言い出し、「鎌倉駅の手前の北鎌倉駅の眼前だから…」と聞き、何やら張り切って出掛けた覚えが在る。
そういう想い出も在って、そして雰囲気が好いということで、「新宿区民」であった学生時代、色々な機会に何やら「鎌倉にでも…」と出掛けて、北鎌倉駅にも何度も降り立った。そして鎌倉を歩いた…
今般「随分と御無沙汰…」と思い付き、北鎌倉駅を目指した。桜木町駅から大船駅へ出て、乗換えて直ぐに北鎌倉駅だ。
北鎌倉駅は幾つかの路線が交差する大船駅と、街の中心で大きな存在感を示す鎌倉駅との間に在る。何か不思議な存在感だ…
↓大船からの列車の後尾側に乗って着けば、列車の先頭側に近い辺りが改札口だった。15輛という長大な編成なので改札口まで随分と歩いたが、その間に反対方向に新しい車輛の列車が現れた…
何回も乗降していた他方、酷く御無沙汰で、眼にしたような車輛の姿を思い描いたこともなかった。
改札口を潜ると直ぐに円覚寺なのだが…多分、嘗ては円覚寺が何かの用途に用いていたか、所有していたかというような用地に関して、鉄道建設の際に話し合って軌道を通したということなのだと思う。円覚寺は「吃驚!!」という程度に近い。
時にはこんな駅を利用するのも好い…
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