↓何か「おっ!?」と軽く驚きの声が漏れるような、なかなかに重厚な感じの部屋だ…
東京駅の直ぐ脇に、嘗ては「東京中央郵便局」ということで、郵便業務の重要拠点で、郵政関係の重要なオフィスであった場所が在り、その建物の外観等を一部に残しながら商業施設やオフィス等になっている<KITTE>と称する建物が在る。これはその建物の中に設えられた部屋だ。嘗ての「郵便局長の執務室」のイメージになっている。多分、場所としても「概ね、往時の場所」ということなのだと思う。
↓「昭和30年代」(1950年代後半から1960年代前半)というような時代のモノと見受けられる電話機が、何か酷く好い感じだった。
↓来館者の休憩所という意図で、執務室に在ったと伝わる細々とした調度品を敢えて再現してはいないそうだが、この旧い電話機が載った机と、窓からの風景だけで十分に趣が在る…
それでも考えてみると、昭和30年代頃には背後の東京駅の外観が少し違ったであろうとは思う。東京駅が、創建時の様子を意識した外観になったのは、考えてみると比較的近年なのだった…が、そういうことを論うのも野暮というものだ。この雰囲気が酷く好い!
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