稚内に到着した時、稚内駅の温度が表示される場所には「24℃」と在った。そして空気は雨交りで湿っている。
駅に近い拙宅へ歩いて引揚げた。稚内の居室は湿った空気が籠っていた。窓を開けて換気し、その間に御近所で昼食を摂ってみた。そこから戻ると按配は少し好くなっていた。
「寝坊無用」と少しだけ気が張っていたかもしれない。思惑どおりに早めに起き出し、身支度だ。京都で求めて在った新しいTシャツを引っ張り出して着用する。
旭川駅に近い宿から早朝に出て、早朝の列車に乗り込んで北上するというのは、自身にとっては「多少、馴染んだ移動…」である。今般もそれを実践だ。
実際、少し驚いたのは「座席が粗方埋まって…」という感じであのキハ54が走り続けたことと、稚内の間近に至って抜海駅から乗車した乗客3名が見受けられたことだった。何やら賑わっていた。稚内駅到着後、素早く改札口に歩を進める人は少数派だった。(自身はその少数派だった。)多くの人達が「到着記念…」で写真を撮る等していた。
京都で、「祇園囃子」のCDを入手していた。祇園祭の華やかな催事が視られた訳でも―やや遅れた形で京都に着いている…―ないが、とりあえず「時季らしい音」ということになるであろうか?そんなモノを再生し、何となく寛いで居る。
この記事へのコメント