鎌倉駅から列車に乗り、東京駅へ向かおうとしたのは、乗り込んだ列車に黙って乗っていれば着くからという事に加えた、あの壮麗な東京駅を眺める機会を設けてみたかったからであった。
地下のホームに列車が辿り着き、地下の改札口から出たが、何処から如何いうように地上に出るのかが今一つ判らずに何やら苛立った。そうしていれば<丸ビル>への通路が在って、何とか地上に出られた。「地上」と言っても、とりあえず<丸ビル>の館内であるが…
↓その<丸ビル>の館内に「テラス」という場所が在った。
↓「概ね正面」から、東京駅の様子が視える…
何か酷く感心し、暫し佇んで東京駅を眺めた。それから館内を歩き廻り、「名古屋の“忘れ物”を東京で回収」というような、細やかな贅沢を愉しんだのだった。
なかなかに満足度は高かったのだが、後から気付いた。<丸ビル>の外観をゆっくり眺めることをしていなかった…これは「次の機会が在った場合の課題」ということにでもしておこう…
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