↓コレを眼に留めて、何となく足も停めた…

↑「DAIMARU」は百貨店の「大丸」に他ならないが、その上の孔雀が凄く立派で目立つと思った。
大丸では百貨店にこういう孔雀を飾るようなことをして、顧客サービスに「くじゃく〇〇」と命名する、または出資する会社に「ピーコック」(=孔雀)という名を入れるというように、何か思い入れが在るようである。
大丸の店としては、1925(大正14)年に大阪・心斎橋の店の建物を新装していた時に玄関の上に陶製の孔雀を掲げたのが「初めての事例」であるという。
何故、孔雀か?
江戸時代、心斎橋の大丸の近くに、長崎から密かに持ち込まれた孔雀の剥製を秘蔵して「孔雀屋敷」と呼ばれていた故事に因むという説が在るらしい。他方、建物の建築時、米国の業者に飾るための鳥の像を頼んで、不死鳥(=フェニックス)を想定していたのが、如何いう訳か孔雀になったという話しも在るらしい。
何れにしても、壮麗な孔雀は大丸がシンボルとして長く使っている訳だ。京都でも孔雀は四条通を行き交う人々を静かい見詰め続けている…
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