最近、早朝に明るい感じになる時間帯が「ほんの少し遅くなった?」というように思うようになった。
8月31日の稚内の日出時刻は午前4時53分ということである。少し前に4時半頃だった感覚が抜けていないのだが、確かに少し遅くなったと言える。
少し前、出先の京都と稚内の日出時刻を比べて「存外に大きな差異…」と思ったので、少し調べてみた。8月31日の京都の日出時刻は午前5時28分であるらしい。最早「時差」という感か?日本の国土が存外に東西に広く拡がっているということに想いが廻る。
↓こういうような情報も頭の隅に、何気なく早朝の戸外へ出てみた。
↑微妙な雲の拡がり方で、何か光の様子も面白いと思い、暫し様子を眺めてみることにした。
↓提げていたX100Fの「35㎜相当画角」で移る範囲を少し超えた辺りの光加減も面白いと思った。
↓左が朝陽の上がる経路に近い側で、光の干渉が強めだ。右は少し離れている。結果的に、何やら「塗分けた?」かのように視えるのが面白い…
↓薄い織物のような雲が静かに拡がる、或いは雲の薄い部分が敏感に光を跳ね返すようにも視えていた…
↓日出時刻が間近である。
↓東寄りな天の方角に視えている丘陵を朝陽が超えて、その光が強く解き放たれるのは、日出時刻の数分後から十分後辺りである…
何か8月は、こういう様子を積極的に眺めようとして、写真も多めに撮っていたというような気がしている。それはそれとして、こんな様を朝一番で眺めるのも好い感じではないかと思う。
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