↓地下鉄大通駅から街の南北に延びる西4丁目の路、通称「札幌駅前通」の地下が歩き廻ることの出来る“空間”となっている。
↑色々と「〇〇とはこういうモノで…」、「△△とはこういうモノで…」と在る中、「何れにも該当するような、しないような?」ということになって「地下歩行空間」なる呼称が登場したのだと想像する。公式には「歩行者専用道路」というようなことになるらしい。
札幌都心では、地下鉄のさっぽろ駅、大通駅、すすきの駅を結ぶ辺りについて、地下を歩いて往来することも可能である。大通駅・さっぽろ駅間の「地下歩行空間」は後発で、2011年3月に供用が開始された。
個人的には地上の路を歩き廻るのが好きなのだが、「信号待ち」のようなこともなく、暑さや寒さと縁薄く、スタスタと速く徒歩移動が叶うので、時には地下も歩く。今般、地下鉄のさっぽろ駅を経てJR札幌駅に素早く出たかったことから、この「地下歩行空間」を歩いたのだ。
↓そして壁面の広告看板を眼に留め、歩を停めてしまった…
↑プロ野球のファイターズが「札幌ドームを本拠地に…」ということにして日が浅かったような時期の、少し懐かしいような感じの画が使われた看板だ。看板に写っている、バットを手にしている背番号1の選手?これは「SHINJO」と敢えてローマ字の登録名を使った、大変な人気選手でもあった、現在の“ビッグボス”こと新庄監督の画だ。
「SHINJO」がプレーしていたような頃、「札幌ドームを本拠地にするプロ野球チーム…」ということで、何か大変な期待感が溢れていたということを思い出す。「地元のチーム」に期待をしながらプロ野球を観戦するという愉しみ方が導入されたような感でもあったと思う。
↓「SHINJO」がプレーしている少し懐かしい画が入った看板は「何?」と思ったが、ファイターズによる催事となる<FIGHTERS CLASSIC>の告知であった。
プロ野球の試合で、グランドに立つ選手達や監督、コーチが「往年のユニフォーム」を着用するというようなことが、近年は時々行われている。ファイターズも何度もやっているようだ。今般は、来季から新球場へ移転する予定であることから「札幌ドームにやって来て、北海道のファイターズとして活動し始めた頃…」に脚光を当ててみたのであろう。
この「札幌ドームにやって来た…」というような時期のユニフォームだが、何処となく「米国の比較的新しいチームが使っていそうな…」という雰囲気で、何となく好きだった。
地上で街並みの中を歩くのも好いが、こういうような「思わず眺めたくなる…」という看板が壁に掲出されている地下を歩いてみるのも悪くない。
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