<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)=「その場所を見守る尊い神様」:札幌駅前通地下歩行空間(2022.12.13)

自身にとって札幌は「育った街」で、離れてからかなり年月は経ているものの、現在でも縁在って度々訪れる。それでも今般、急な事案の故にかなり短い間隔で札幌を繰り返し訪れるようなことになった。

そういう中、つい1週間前にも観て、写真にも撮ったばかりなのだが、地下歩行空間の気に入っている彫刻を眺め、何となく写真にも撮ってしまった。

↓色々と角度を変えてみると、この彫刻もより一層面白いかもしれない。
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↓<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)と名札のようなモノも在ることに気付いた。
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↑<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)とは「その場所を見守る尊い神様」という意味なのだそうだ。シマフクロウの、暗い夜に一定の場所に在り続けて「辺りを見守っているかのような?」という様子に、アイヌは“聖性”のようなモノを感じたのか?

↓この地下歩行空間に在って、この彫刻も「その場所を見守る尊い神様」というような役目を担っているのだろうか?
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↓何かこの彫刻が酷く好い…
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彫刻になったシマフクロウに限らず、「その場所を見守る尊い神様」というようなモノや人物は方々に多く在るのだと思う。今般、何気なく彫刻を眺めた時にそんなことを思っていた。

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