「竹が沢山在る“日本らしい”感じの場所」というようなことで、「竹林の小径」という場所を指し示す固有名詞と余り関係無く、国外の皆さんにも知られている、或いは「京都屈指の名所」というのが嵐山の「竹林の小径」であるというように、何となく思っている。
今般、同行した友人は管楽器の演奏をするのだが、管楽器の大切な部品であるリードは竹で造るというのが主流で、そういう御本人にとって大変に身近で大事なモノに通じる竹が沢山在る場所ということに興味津々だった。観光列車が行き交っているという嵐山で、その観光列車にも乗車して、「竹林の小径」を訪ねてみるのが好さそうだという話しになった。そういう友人の希望を叶えようというようなこともあったが、自身でも観光列車は未経験で、「竹林の小径」を何度も訪ねているというのでもない訳で、少し期待が膨らんだ。
↓何時の間にか、こんなディーゼル機関車もやや珍しくなっているかもしれない。トロッコ亀岡駅で列車に乗り、トロッコ嵐山駅へ至った。
トロッコ嵐山駅から階段や坂道を歩くと、何時の間にか「竹林の小径」に至る…
↓地元の北海道では視られない竹なので、眺めると何やら酷く感心してしまう…
↓天候も悪くない年末の日曜日ということで、人出はなかなかに多かった。敢えて、その人出が判り悪いように写真は撮っている…
↓多数の竹が集まって、独特な空間が形作られているという感じだった。
↓同行した友人も「こんな大きな竹が育つのに、どの位の年月が?」と興味津々で眺めていた。「一緒に訪ねてみて善かった」と自身でも興味深く眺めた。
確か…竹は何十年かに一回、花を咲かせるというような感じで、酷く長い年月を生きる植物だった筈だ…色々なモノの材料として利用されている経過も在って、それは現在も続いている訳だが、この“小径”のように「観賞用」という具合にもなっている訳だ…
↓それにしても美しい…
単に「街中の滞在場所から嵐山へ」というのでもなく、「観光列車にも乗って至った」というのが、「細やかながら“特別”」という具合で、殊更に記憶に残る…
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