知恩院を目指して、ゆっくりと歩を進めていた。
もう少しでその知恩院だと思った時、何やら不思議な様子を眼に留めた。
↓「何や、こりゃ!?」と驚いた。流石に見慣れない程度に多数の自販機が並び、缶やペットボトルを回収する箱も多数並んでいる…
場所は知恩院に程近い駐車場で、纏まった人数で移動する場合のバスの利用が多いという感じの場所だった。存外に飲物の需要も在るということなのであろう。
「何やら凄い…」と思って一群の自販機を眺めていれば、バスが1台停まっていて、「〇〇北」というような地名が背中に大きく書かれたスポーツウェア姿の若者の一群が現れた場面を見掛けた。“〇〇”は「地名らしいが…何処だ?」という地名だった。京都に全国の高校のチームが集まる駅伝大会が催された直後に相当する日であったようで、方々の人達が街に在ったようだ。この知恩院の周辺に泊まっていた何処かのチームの皆さんが、移動する関係でこの駐車場に停まったバスの辺りに集まっていたのであろう。
それはそれとして、知恩院は浄土宗の総本山で、壮麗な伽藍が知られる名刹でもあるので多くの人が集まるのであろう。この自販機がそれを雄弁に物語っていると思った。
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