大阪城天守閣の辺りから、幾つか選択肢が在る地下鉄の駅を目掛けて歩こうとした。往路はJR京橋駅を利用したので、復路は少し違う駅をと思い、結局は森ノ宮駅を目指すこととした。
↓途中でこの像に出会った。
↓何となく暫く振りにこの像を見上げたような気がした。
↑手元の記録を紐解けば、2020年に立寄った経過が在るようだが、大阪城に在る豊國神社(とよくにじんじゃ)の豊臣秀吉公像だ。
この像は1903(明治36)年に大坂城内に登場した。そして中之島に在った豊國神社の境内に遷って広く親しまれていたが、戦時下の1943(昭和18)年に「金属類回収令」で供出されて姿を消したという。やがて1961(昭和36)年に神社が現在の大阪城に遷って以降、豊臣秀吉公像の再興が願い続けられ、2007(平成19)年にこの像が登場した。写真記録に在る嘗ての像の感じも参考にしながら制作された、高さ5.2mの像であるという。「数多の戦に勝利し天下統一を果たした」というイメージであるということだ。
こんな像を眺め、大阪城で少し愉しい想い出が出来たということに感謝し、御朱印を頂いたのだった。
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