より新しい東西線がより深い辺りに軌道が敷設されている。東西線の列車で烏丸御池駅に着くと、階段やエスカレータを上って烏丸線を目指す。
東西線は島式ホームなのだが、烏丸線は対面式ホームだ。ぼんやりしていると、烏丸線の進みたい側と反対側へ向かう列車のホームに至ってしまう場合も無いではない。
この「京都の地下鉄の東西線と烏丸線」というのが、何か「札幌の地下鉄の東西線と南北線」の関係に似ているような気がする。京都の路線図の「オレンジ色の東西線と緑色の烏丸線」というのも、視た瞬間に「札幌??」と錯覚してしまう。
少しばかり札幌に縁深い者が京都で地下鉄を利用すると思うようなことをぼんやりと思いながら、東西線で烏丸御池駅に着き、烏丸線の南下する側の列車のホームを目指した。
↓売店でも在るのなら、少し冷やかそうかと思えば…飲料の自販機が並ぶスペースだった。

多分、この十数年なのだと思うが、京都の地下鉄では駅構内等の商業利用で収益を上げることに熱心であるようだ。この「広めな場所に複数台の自販機」というのも、そんな努力の一環だと思えた。
「地下鉄」は非常に大規模な“装置産業”で、運営は色々と大変なのだと思うのだが、一利用者としては便利で快適な交通手段だ。今後もこの地下鉄に親しむ機会を設けたいという感だ…
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