生田神社から然程遠くもない辺り、過去に神戸に滞在、または通り過ぎた際に何度も歩き廻っているような辺りで少し過ごした。
↓こういうモノが建っている様子に出くわし、少し驚かされる。
以前にも近くを通って写真に収めた経過も在るのだが、これが<神戸ムスリムモスク>である。
神戸にはイスラム教徒の外国人貿易商達が起こしたという、イスラム教のモスクが在る。1935年に起こった<神戸ムスリムモスク>だ。現在でも普通に活動を続けていて、神戸市内や近隣のイスラム教徒が普通に集まっている場所である。
↓イスラム教の国々に見受けられるような様式で建てられた、なかなかに立派な建築だ。
↓入口扉の辺りには、確り<神戸ムスリムモスク>と記されている。
部外者は中に入る訳にも行かないが、建物外観の写真を撮るのは構わないようで、関係者と見受けられる方に出くわしても「どうぞ撮って下さい」という感じだ。
↓少し横の側から見上げた。この場所は、然程広くない敷地目一杯に、背が高い塔を備えたような建物が建っている状況なので、広角レンズを用意して写真を撮るのが好いかもしれない。
港町の神戸には、古今東西の色々な要素を包み込みながら歩んで来たような一面が在ると思う。この大きなモスクはそうしたことを思い起こさせてくれる。加えて、このモスクに集って祈るイスラム教徒の皆さんのような、多様な人達が暮らしているということにも思い至る。
特段に、多数の来訪者が訪ねて見学をするような場所でもないと思う。「知られているような…それほど知られていないような…」という存在だとは思う。が、何か情緒溢れるような感じで、少し好きな場所だ。
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