「所用のために他地域へ出る」というだけのことであるが、「列車に乗って出掛ける」というのは気持ちが弾む。そして「天候が好い」という場合は、稚内駅の直ぐ後の南稚内駅を過ぎた辺りから進行方向右側の車窓に少し注目する。
↓今朝は特段に車内で案内は無かったが…それはそれとして…視えた!!日本海に浮かぶ利尻富士だ…
南稚内駅・抜海駅間で、少し小高くなっていて海が見える箇所が在る。天候条件が好ければ、そこから利尻富士が視えるのだ。
↓稚内の陸地の西側が日本海で、朝は順光で光が射すので、海に浮かぶ山の見え方が好いと思う。
↑この時季はマダマダ「雪に覆われて白い」という様子だ。
↓視える時間は然程長くない。南稚内駅辺りで「或いは?」と想い、XF35mmF2を装着したX-Pro2を引っ張り出して備えていたのだ。そして夢中で写真を撮ったのだ。
一寸確かめると、「2022年3月4日」に列車に乗っていて、車窓に利尻富士を観たという経過が在った。「概ね確り1年」を経て“再会”が叶った車窓だ。
海や空や光の様子、雲の感じと諸条件が複雑に絡み合って、利尻富士の様子が見え悪い場合も多いかもしれない。見えると、やや大袈裟だが「僥倖である!!」というようにも思う。「列車の旅で出くわす車窓の眺め」ということでは、自身の中ではこの利尻富士が視える様子は「最高!!!」であるとも思う。今般はこれに出会えて善かった。
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