日曜日の昼頃、昼食を摂ろうとふらりと出る。自身の「棲息範囲」というような感の稚内駅周辺に幾分在る、日曜日の昼食を愉しむことが叶う御店を思い浮かべながら歩き廻る。
↓札幌の流儀を謳うスープカレーの店が在る。少し御無沙汰したが、ゆったりと愉しんでみることとした。
↓熱句スパイシーなスープに角煮と様々な野菜が入っている。ソーセージも加えて頂いた。
↑辛さは少し辛い“4”として、米飯は控え目に…それでも十分なボリューム感だと思う。スープの類は、日本語では「飲む」と言うが、例えばロシア語等の外国語では「食べる」と言う。このスープカレーは後者、「スープを食べる」という感だ。
↓店は稚内駅から山側へ延びる通に沿った辺りに佇んでいる。旧い喫茶店だった建物を、殆ど“居抜き”で利用している。
↓同じ建物で営業していた建物は「もう直ぐ50年!」と、好い意味で「御近所の名物おじさん」だった店主氏が営んでいたのだが、果たせずに店主氏が他界されて廃業し、建物は“空き店舗”となっていた。このスープカレーの店では、その旧い喫茶店で使っていたのと同じ豆を使う珈琲も供している。
↓椅子やテーブルは、旧い喫茶店であった頃から換えていないと思われる。自身も随分と親しんだ、珈琲の色々な要素が程好く交ったブレンドを、スープカレーの後に悠然と頂いて寛いだ。
↓静かな街の静かな日曜日、こういう場所で寛ぎながらの昼食も好い。
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