「いつも受験生のそばに 赤本」…(2023.04.04)

地下鉄の四条駅のホームに佇み、やがて現れる南下する列車を待って京都駅へ移動しようとしていた。

↓「おぉ!?」と声が漏れそうになった。<赤本>だ…
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↑表紙の色に因んで<赤本>という通称が在る。全国各地の様々な大学の、過去の入学試験の問題と解答例と解説を纏めた本だ。

実の言えば、自身にも在った「受験生時代」に、志望校等の<赤本>を沢山買い込み、そればかりを見ていたというような想い出が在る。過去の入試問題を、憶える程に読んだとて、何が如何なるのでもないかもしれない。が、自身の時代には「私立大学は大学毎、更に学部毎に“何となく個性”…」という出題をする感じであった。それに馴染むのも、何となく大事だと自身は勝手に思っていた。また、「こんな事柄を過去の入試で話題にした」というのも少し興味深かった。

全然意に介したことは無かったが、この<赤本>を出版し続けている会社は、京都の会社だった。そこで京都の地下鉄に広告を出してみたということなのであろう。思わず、駅で驚いてしまった…

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