例えば年末の12月に写真を撮っているモノであっても、4月に改めて写真を撮ってしまうというような場合は在る。「育った街」であり、離れてからかなり年月は経ているものの、現在でも縁在って度々訪れる札幌では、カメラを向けて面白い対象は意外に色々と在るものだ。或いは「カメラを提げて歩き廻る」というようなことを盛んにするようになった近年に至って、そういうことに気付いたという側面も在るのかもしれない。
↓「多分、初めて?」という感じでカメラを向けた時以来、何度観ても「地下に下立った“神”?」というような不思議な感を抱くモノだ。
↓シマフクロウを模った彫刻だ。このシマフクロウが<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)と呼ばれる、アイヌの村の守護神なのだ。
↓札幌駅前通地下歩行空間の札幌駅側から入り込んで、地下鉄南北線のさっぽろ駅へ通じるような辺りを通り過ぎればこの存在感の在る彫刻が据えられている。
旭川へ移動するまでの間、札幌駅のロッカーに荷物を預けて、身軽に少し動き廻った。雨交りのような感じだったことから地下歩行空間を歩いた。その際にこの気に入っている彫刻に改めて眼を向けたのだった。こういう「一寸惹かれる…」というアートが、街の中、多くの人達が行き交う場に据えられているのは好いと思う…
この記事へのコメント