真宗本廟=東本願寺(2023.04.05)

四条通周辺から烏丸通に入り、何となく京都駅辺り迄、南下しながら歩いた。

↓それ程の時間も要さず、五条通の辺りに至ってしまう。
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↑京都市内で、この種の「周辺観光案内図」というモノを時々見掛けるが、存外に好きだ。こういう図は判り易く、例えば「あの辺に見えているのが図に在る○○らしい…」という程度に見当を付けて動く際に便利だと思う。文字を入れ過ぎず、「漢字の読み仮名代り」(京都の中の地名は、難しい字ではなくても、読み方が不慣れな者には判り悪いかもしれない例が多く在るように思う…)にアルファベットが在るだけで、スッキリしているのも好い。図は上が北、下が南だ。この図の最も南の辺りは、京都駅が視えるような辺りに在る<ヨドバシカメラ>だ。

↓何やら「一口標語」のようなモノが掲出されていた。
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↓「南無阿弥陀仏」と言えば浄土真宗で、東本願寺の敷地の辺りに何時の間にか至った。
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↓この「一口標語」のようなモノは「法語行灯」と呼ばれるそうだ。
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↓北側から歩を進めると、最初に視える東本願寺の「らしい…」感じの建築物がこれだと思う。勅使門だ。普段は使っていない特別な門である。
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↑東本願寺の部内では、扉の菊の紋に因んで「菊の御門」という呼び方もされているという。

↓巨大な御影堂門(ごえいどうもん)だ。幅21m、奥行き13m、高さ27mということで「木造による寺の門」としては世界最大級であると言われているそうだ。
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↑こちらに「真宗本廟」(しんしゅうほんびょう)と額が掲げられている。これが東本願寺の公式名であるそうだ。

御影堂門の画の左端に大型バスの一部が写っている。この時、何台かのバスが停車し、乗客グループが乗り降りして、境内に入って行くグループや、境内から出て来るグループを幾つか見掛けた。今年は浄土真宗の開祖である親鸞聖人が誕生して850年であり、親鸞聖人が浄土真宗を開いて800年とも言われる記念すべき年であるという。そこで本願寺では催事を行っている。見掛けたバスは“京都ナンバー”ではない「方々の県のバス」というナンバープレートを付けていた。方々の皆さんが催事に参加(=参拝)している様子だった。

↓御影堂門の辺りで大きな提灯を見掛た。提灯に描かれているのが、東本願寺の紋だ。
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↑これは牡丹の紋で、江戸時代に出来た公家の近衛家との縁で用いるようになったと考えられるらしい。

↓濠が在って、京都タワーが視えるというこの辺りの風景はなかなかに好い。
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↓少し南寄りに歩を進めると、阿弥陀堂門が在る。
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↓塀に今年の催事に関連してテーマの看板が掲出されていた。
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今般、人の出入りがやや多かったので境内には敢えて入らなかったが、この東本願寺の辺りを何度か通って、京都で少し愉しく過ごせたことに感謝の意を表し、御影堂門の手前から祈った…

浄土真宗は信徒が多いことで知られている訳だが、この東本願寺のような場所を通り掛ると、そういうことを実感し、また篤い信心を有する人達が多いことに気付かされる。或いは、そういうのが少し新鮮である。

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