↓何となく眼に留めた旧い建物だ。
↑「使われなくなって久しい」という建物は、そういう“雰囲気”を放っているように思うのだが、一定以上の年月が過ぎると「ハッキリ傷んでしまっている」という様子になってしまうことも在る。外壁が破損し、木材で組まれた“中身”の構造が覗くようになってしまっている。海辺で風も強い場合が多いのだが、氷点下に達する低温にも見舞われ、雪も降り積もる場所で、使われなくなった建物のようなモノは傷み易い条件の場所かもしれない。
繋留濠の第一副港へ通じるような辺りは、底曳船等の漁業の盛衰と共に在る面も見受けられる。水産加工、船用品、漁業資材、鉄工関係、倉庫関係、その他サービスや何かの事務所というような色々な業種が立地し、長く活動を続けて現在に至っている例も在れば、或る時点で活動が停止してしまっている例も在る訳だ。
↓建物も酷く痛んだ場合は、補修するよりも壊して新築する方が利用し易いのであろうか?これは「如何する?如何なる?」というように見えたのだが、同時に「辺りに流れた時間」というようなモノも感じた。
時にはこういうようなモノにも眼を向けたい感だ。
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