チューリップ:大黒3丁目停留所の辺り…(2023.05.18)

「数分歩いてバス停へ」という程度のことが、積雪期には「小さな探検…」という気分になる場合、「数分の筈が、雪を漕いで10分を要した…」という場合も在る。そういう様子が“過去形”になって久しいような気がする。

夕刻にバス停へ足を運んだ。辺りに小さな緑地のような場所が設けられている。

↓「チューリップ!」と注目した。花が遅い当地でも、こういう花壇の花が観られる時季が漸く訪れた。
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と、少し和み、同時に気持ちが少し弾んだのだが、何やら「言い知れぬ違和感」が沸き起こる。

↓チューリップが…金網で囲われている…
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チューリップが「何故か囚われている??」と「言い知れぬ違和感」を覚えて、少し悲しい気分にもなったが…直ぐに気付いた。これは「エゾシカ対策」だ…

街中にエゾシカが現れて、彼らの領域内に在るかのように徘徊し、その辺の植物を所構わずに食んでいる。「花壇の花」のようなモノは彼らの“的”に掛けられてしまう。エゾシカは鑑賞用の花壇の花を食むことを避ける訳でも、区別出来るのでもないのだ。

エゾシカの故に花壇のようなモノを設えることを諦めるということも在るらしいが、それでも花壇を設えるとなれば、この大黒3丁目停留所の辺りの緑地に見受けられるように、金網等で囲うことになる。少し不思議な様子には“理由”が在る訳だ。

その“事情”は在ったとしても、時には近くで花を愛でて和みたいものだ…

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