↓そういう程度に思いながら歩を進め、稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに到った。様子を観て、歩を停めた。そして見入った。

↑水面が鏡面の様相を呈し、天や繋留中の船や沿岸の構造物が、悉く水面に映り込んでいるような様子だ。少し驚いた。
↓繋留中の底曳船を見ると、「喫水線迄の船を鏡の上に置いた」というようにも見える。面白い。

↓対岸の市場や水産加工場、辺りに停まるトラック、市場の建物から出ている何かの煙のようなモノに至る迄、全てを「鏡の上に置いた」というようにも見える。

↓辺りは幾重もの防波堤の奥ということになる辺りで浪は弱い。それでも、水が揺らぐことなく、風が水面を渡る漣が起こらず、こんなにもハッキリと鏡面の様相を呈するというのは、少し珍しいかもしれない。

↓タグボートが視える辺りに歩を進める。繋留しているタグボートなども、鏡面のような水面にその姿が映り込んでいる。

↓歩いて来た側を振り返る。少し離れている建物の形も水面に映り込んでいる。

好天の中でこういうような様子を眺めるのは面白い。そして天候等の変化が在るので「同じ!」という様子が視られるというのでもない。そこが興味深い。
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