<サイプリア宗谷>の航海は快適で、座席で深く眠ることも出来た。
眼を開けてからは、船上から望む景色を愉しんでいた。あっという間に稚内港は近付いた。
↓「間もなく到着」というような案内が聞こえるような頃には、稚内港北防波堤ドームが視える。
↓コンクリートでアーチ型橋梁を造る技術を応用し、「桟橋に屋根を架ける」という課題を解決してしまったという稚内港北防波堤ドームだ。延長427mという屋蓋を支える70本の柱が列を成している。屋蓋の下で旅客や荷物が動き、柱の列の前辺りに鉄路が敷かれていたのだ。何か独特な景観だ。辺りは樺太との間を結ぶ船が発着する場所だったのだ。
↓日頃は陸側から眺めているモノなので、こうした海側からの眺めが凄く新鮮だ。
こうやって、船上から港を眺める機会ももう少し多く設けてみたい感だ…
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