暗くなってしまうのが遅めな時季とは言え、午後8時に札幌駅を発つ列車が動く頃ともなれば流石に暗い。車内で居眠りに陥っても、車窓は暗く、車内の様子が映り込むばかりなので、「景色を見逃してしまって勿体無い…」ということにもならない。
↓些かの居眠りも交じりながら、順調に走った789系電車の特急<ライラック>で夜の旭川駅に着いた。
↓夜の旭川駅の風情が一寸気に入っている。
↓改札口を目指そうとホーム上で歩を進めた。そしてH100形を見掛けた。ラッピングが施された車輛だ。最近、この型が急速に増えている。
↑支柱の陰で視え悪いが、稚内で見慣れたキハ261系ディーゼルカーが停車中だった。現在、宗谷線での運用のみが見受けられる塗色の車輛で直ぐに判る。
この日は宗谷線の運休という事態が発生していた。夕方に稚内駅を出て、旭川駅を経て夜遅くに札幌駅に到着する特急列車が走っているのだが、この日は旭川・札幌間という部分だけで運行することになったようだ。この後、他の旭川・札幌間の特急列車のように札幌を目指して夜の軌道に列車は滑り出した。
↓大袈裟に廻り込むような感じになったが、「夕方に稚内を発つ列車」と同じような時間帯に旭川に着いた形だった。
着いてみた旭川は「週末の夜の一寸した賑わい」という風情だった。自身は、慌てて移動して草臥れたので、宿に入り、居室で飲む水や茶を求めて直ぐに寛いだのだった。
この記事へのコメント