<富良野・美瑛ノロッコ号>…:旭川駅(2023.07.22)

「ノロノロ走るトロッコ列車」という命名由来であるそうだが、旭川迄は「途中駅に停車しない“急行”」であるかのように、この路線の他の列車と然程変わらないような感じで元気に走っていた<富良野・美瑛ノロッコ号>が旭川駅に着いた。恐らく?美瑛・富良野間では「ノロノロ走るトロッコ列車」という命名由来のとおり、「車窓を御愉しみ下さい」というような調子で走るのだと想像するが…

↓DE15形ディーゼル機関車は、「美瑛の麦畑?」というイラストが入って、<富良野・美瑛ノロッコ号>の専用機のようになっている。
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↑この種の塗装を施した機関車も、冬季には除雪作業に従事している場合が在って、そういうのは酷く目立つ…

↓自身と同様に車輌そのものを撮りたい、乗車の記念写真を撮りたいと大勢が機関車周辺に集まった。そういう中で、巧く撮り易い間隙に写真に機関車を収めた。
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↑画の左寄りが、西寄りな側、深川や滝川を経て札幌方面へ延びる軌道が在る方角だ。夕刻には傾いた光が射し込む。年季の入った機関車の風情、多くの人達に愛されるヘッドマークが光に照らし出される感じが好い。

↓木製のベンチが据えられ、窓が大きい造りになっている客車だ。
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↑旭川駅のやや北側に車輌基地が在る。この後、列車はその車輌基地へ引揚げることになる。

↓運行終了後に回送列車として動く迄の短い間隙に、中が観られたので一寸写真を撮った。
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↑満席で沢山立っていた中、自身も立っての乗車で、車内の様子を写真に収め悪かった。そこで撮ってみたのだが、旧めになっている車輌なので、何時の間にか観られなくなるかもしれないと、余計な事も思ったのだった。

↓<富良野・美瑛ノロッコ号>は、辺りの「夏の風物詩」という様相であろうか?ホームへ通じる通路の辺りにバナーが掲出されていた。
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この<富良野・美瑛ノロッコ号>を含めて、辺りを列車で動く夏の一時というのも実に好いものだ。改めて強く思った。

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